空想科学シリーズ第6弾

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スタッフ&キャスト

Stuff & Cast

企画・制作: 曽根麻矢
監督: 葉月奨
原作: 川内康王
音楽: 南原ジュリー
主題歌: 「行け、レインボーニャン」 (ワナパイオニャ)
作詞・川内康王
作曲・南原ジュリー小川比呂氏
歌・水島ケンジとキティ・フレッシュ
出演:

水原クーニャ
村田マサ
田浦メグ
江上ブン
菊川エリ

協賛:

全国河川漁業共同組合
ニャッポン鮎保存会
ヒマラヤン共和国観光省
  
物 語
猫パンチ選手権で名をはせ、その強烈なパンチ力から「下町の黒ジャコ」と呼ばれた少猫・ムサシタケルは、自分の不注意で近所の料亭「魚正」のひとり娘アユに怪我を負わせしまう。その治療費を稼ぐため、猫パンチに更に磨きをかけてプロボクサーとなり、有名になって金持ちになるべく、ヒマラヤン山脈の奥に住むという奇蹟の聖猫「ア〜ユニャンダ」のもとへと旅立った。「魚正」の大将から「修行の間も娘アユのことを忘れるな」と餞別にもらったニャッポンの宝魚「鮎」の干物を担いで・・・

折しも第三次ヒマラヤン戦争の真っ只中。食糧に貧窮した現地猫から土産の「鮎」を狙われて負傷したタケルだったが、年老いたア〜ユニャンダは彼に長年夢に見た伝説の七色の戦士「レインボーニャン」の素質を見出し、タケルを弟子に迎える。

タケルが長く厳しい修行中に見たものは、同じ猫同士が傷つけ殺し合ってでも食べたい「鮎」の持つ底知れぬ魔力だった。ア〜ユニャンダは死んだ兵猫を超能力を用いて蘇らせるが、生き返ったにもかかわらず、再び争いを「鮎」を求め始める兵猫たち。ア〜ユニャンダが諭すと、その神々しさに感銘した兵猫たちは武器を捨て故郷へ帰っていった。ア〜ユニャンダが超能力で「鮎」に変身させたヒマラヤベニジャケを土産に・・・

タケルはア〜ユニャンダの偉大な力に改心し、自分の力を「鮎」の保護に役に立てようと誓う。やがて月日は流れ、ア〜ユニャンダは老衰し、その魂をタケルに委ねて果てる。

その直後帰国したタケルは、料亭「魚正」の大将マサヤンが鮎養殖事業の借金保証人になっていることを知り、賭博ボクシングで資金を稼ぐために単身ネコハマ外猫墓地に飛ぶ。そこでタケルを待ち受けていたのは、ニャッポン没落と鮎絶滅を企む秘密結社、シャケシャケ団だった。

シャケシャケ団の首領シスターLは、ボンデージ姿で鞭をふるい、次々と自然河川壊滅作戦、養殖業破壊作戦を実行に移し、ニャッポン社会を恐怖のどん底に陥れるが、そこに立ちはだかったのは、タケルが七つの超能力で自在に化身する「レインボーニャン」だった!

レインボーニャンはシャケシャケ団の陰謀を阻止し、ニャッポン経済を救うことはできるのか。ニャッポンの宝「鮎」の存亡をかけた熾烈な戦いが、今始まる・・・
 
     
     
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