テレビや冷蔵庫が「三種の神器」だった時代が過ぎ、電気は生活に不可欠となった。

ここに一匹のいたずら仔猫デン吉。町中どこでも電気製品があれば勝手にパチパチとスイッチオン。そのいたずら振りに、父猫から「サンダニャンにニャるぞ」と説教されても、まったく聞く猫耳を持たない。

ある日、デン吉は野球場のナイター照明を勝手につけてしまおう、と友猫チョビンとココを連れて、町営タマ球場に忍び込む。デン吉が鉄塔に登ると、大きな稲妻が走り、雷がデン吉を直撃して気を失う。

目醒めたデン吉は、頭にアンテナとガイシの角、胸に電気メーター、背中に乾電池、お腹にブラウン管、尻尾に電気プラグ、そして全身でバチバチ放電する「サンダニャン」になったことに気付く。

サンダニャンとなったデン吉は、尻尾プラグから電気を食べ、チョビン達もメーターが回ったり、テレビが映るのが面白くて、こっそり家で電気を食べさせては、テレビを見たり、日頃いじめられている魚屋のオヤジをビリビリ感電させては喜ぶ。

しかし、どの家でも電気代が跳ね上がり、もう誰もデン吉に電気を食べさせられない。

「芸を仕込んでサーカスに売るニャ」
「眼からビーム光線とか出ニャーのか?」

チョビン達の無責任な会話に悲しくなったデン吉は、空腹のあまり町の変電所に忍び込む。しかし、ここの電気は桁違いに強力。しかも電気需要が最大になるナイター「巨猫×猫神(きょにゃん対にゃんしん)戦」の真っ最中。超過充電されたデン吉は、たちまち巨大化してしまう。

町のおまわりニャン達も逃げ惑い、ついに防衛隊が出動!

ココがデン吉の窮地を救うべく、町の相談役である科学者グレイス博士を訪ねる一方、チョビン達は防衛隊に直談判するため対策本部に向かった!

サンダニャンを元のデン吉に戻す方法はあるのか?
そして友猫たちはデン吉を防衛隊の攻撃から守ることができるのか?

仔猫の友情といたずらの代償を懸けた戦いが今始まる・・・ |
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