高度成長を謳歌するニャッポン。嬉々とした繁栄に浮かれるニャッポンに衝撃が走る。最大のマグロ漁港を持つ首都・焼津から出向した漁船が、次々と海難事故に遭遇。生き残った漁猫たちは、重度のマタタビ酔いでラリパッパ状態となった。
それは繁栄に浮かれたニャッポンの裏で極秘に開発され、その威力に恐怖したニャッポン政府によって投棄された新薬『チグポン・プログラム』の影響で突然変異した大怪獣ゴロの仕業だった。
そして、ついに焼津港から超巨大なデブ猫ゴロが上陸。『なんで猫が海から出てこなきゃいけないにゃ?』という一般市猫の素朴な疑問など気にすることもなく、街をマタタビ火炎で焼き尽くす。
逃げ惑いながらも、マタタビで躁状態の猫たち──高圧グルメ缶もローファット・カリカリ砲も効かないゴロ。猫類はこの脅威に立ち向かえるのか?
そして、最新兵器《サンシュコンゴウ》とは何か? |
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