『怪奇幻想シリーズ第1弾』
マタタビンゴ
ポスター画像『マタタビンゴ』
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スタッフ&キャスト

Stuff & Cast

企画・制作: 曽根麻矢
監督: 葉月奨
原作: 福島マサヤン
星ニャン一
撮影: 小泉イチ
特撮: 粒羅屋エイチャン
音楽: 本宮サダ
出演: 久保ジュン
水原クミ
小泉ピロ
泥田ヨシオ
立川カンチャン
蘇祢ゴロ
斧河うしこ
   
  
物 語
 7匹の雄雌を乗せたヨットが、太平洋上で嵐に巻き込まれ遭難、漂流のあげく南海の無人島に流れ着く。

 そこで彼等は打ち上げられた難破船を発見。船内 に猫影はなく、室内はカビだらけ、そこに「マタタビンゴ」と書かれた謎の キノコの標本が残されていた。

 難破船を拠点としてなんとか生き延びる道を探そうと、艇長の桜田を中心に食料 や水を確保する努力が始まる。しかし、極限状況の中で、ネコ同士の醜いエゴがぶつかり合い始めた。

 傲慢な会社社長の嘉佐井、身勝手な推理作家の吉見、限られたネコ缶を独り占めしようとする粗野な船員の大山。さらに嘉佐井の妾猫でも ある歌手のユミをめぐって、雄達の欲望(サカリ)が衝突する。

 そんな中で去勢 猫で心理学者の村田は冷静に行動し、世馴れない助手のアキを思いやる。

 ある深夜、船内に不気味な姿の怪猫が侵入し、ユミとアキの眠る部屋のドアにマーキングした。ユミはすっかりヒステリー状態でシャーシャーわめくばかり。アキは極度のストレスの為に過毛繕い症に陥ってしまう。

 不安は広がり、嘉佐井 や桜田はヨットでの脱出を画策する。ネコ缶も不足しだし、ついには吉見が禁断 のキノコ、マタタビンゴを食べてしまう。それが彼等の運命を破局へと導く転回 点となるとも知らず。

 マタタビンゴは、食べるとまず多量に含まれるマタタビ成分のためラリパッパ症状が現れ、マタタビゼリーの海の中でタイやヒラメが舞い踊る幻覚を見る。

 しかしマタタビンゴの力はそれだけではなかった。中毒のようにその魔力の虜 になったネコは、愉悦のうちにマタタビンゴを食べ続け、次第に体がキノコに 変わっていくのだ!

 南海の孤島に漂着した7匹の雄雌を待つ運命は? そして、マタタビンゴの誘う怪奇と戦慄の世界から脱出できるのは、誰か?
     
     
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