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猫映はこの前年、大怪猫シリーズと銘打った特撮怪猫映画の制作に踏み切った。その第１作である『大怪猫ゴロ』は、その後の特撮映画の原点として当時から人気が高かった。
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『大怪猫ゴロ』は公開翌年にすでに猫映系の多くの映画館で再上映されたが、その際に同時上映で公開されたのが、この特撮時代劇『大魔猫』であった。
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『大魔猫』は大怪猫シリーズとは一線を画した制作スタッフによって作成され、ニャッポン独特の時代絵巻と特撮の融合を目指したものと思われる。この作品は猫映作品として初めて海外輸出され、特撮がニャッポン映画界のお家芸と見做されるようになる基盤を築いた、と時空連絡評議会・日本ニャッポン歴史研究所編纂による「ニャッポン映画史」は評している。
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