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本映画が公開される5年前、長年アメショウ合衆国の統治下にあったニャッポンの南西諸島群が、ニャッポンに返還された。なぜそれらの南西諸島がアメショウ合衆国の統治下にあったかは定かではないが、最近断片的に発掘された資料を俯瞰すると、その20年ほど前に起こったといわれるニャッポンとアメショウ合衆国との間の戦争が影響しているとの説もある。
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当時のニャッポンとアメショウ合衆国の国力を考えればあまりに無謀であり、この戦争の存在を否定する研究家も多い。
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本映画には古代エジプシャン王国の予言が登場する。また、同時上映された「妖猫大戦争」では古代バビロニャンなる王朝が話の基点となっている。このように、この当時古代の文明に対する興味が、一般の国猫の間に高まっていたものと推察される。
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本映画には全身武装したロボット怪描が登場している。また「妖猫〜」では舞台は現在のテレビ局である。このような「古きもの」と「新しきもの」が共存する2面性は、ニャッポンという国を考察する上で非常に重要なキーポイントとなる、と時空連絡評議会の日本ニャッポン歴史研究所編纂による「ニャッポン映画史」の前文で示唆されている。
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